こんにちは、毎日ストックイラストを描いています。
登録サイトはPIXTA・AdobeStock・ShutterStockの3社に投稿していたのですが、数ヶ月前から、iStock・123RFを始めたので、全部で5社のストックフォトサイトに登録しています。(イラストACを除いて)
登録するストックイラストのサイトが増えて、タグ付けが辛くなってきたので、効率よくタグ付けする方法を考えている最中です。
今回は、今の時点で私が行っている、複数サイトでタグ付けする流れを紹介しますが、これが一番良い方法だよ!というわけではありません。むしろ、他に効率的な方法があれば教えてください!という後ろ向きな気持ちで書きました。
2020年5月追記:3ヶ月ほど前に初めてこの記事を公開してから、色々な方の意見を聞いてタグ付けの方法を変更しましたので、その方法を記載しています。変更前の方法も、参考程度ですが最後に載せています。
あと、申し訳ないのですが、この記事は流れのみの紹介なので、具体的な登録とタグ付け方法は、各公式サイトなどをご覧ください。私もストックイラストの登録を始める前に、他の方のサイトを参考にさせてもらったので、タグ付けとアップロードに役に立つリンクも載せています。
ファイルの作成
私が使用しているソフトはillustratorCCです。複数アートボード機能を使って一つのファイルである程度まとめて作成して、完成したら別名保存でEPS・アートボードごとに作成・バージョン10で保存しています。
作業していたバージョンCCのAIファイルも、バージョンダウン(CC→10)に失敗したときのために残しています。
各ストックフォトサイトに同じイラストをアップロードしています(専属契約はしていないので)が、123RFで英語名ファイルをアップロードする必要があるので、ファイル名は全て英語にしています。
データの確認
タグ付けとは関係ありませんが、ストックサイトに投稿する前に、必ず別名保存したファイル全てを開いて、不備がないか確認しています。
たまにやってしまうのですが、クリッピングマスクをかけた元のオブジェクトが隣のアートボードにかかっていて、必要ないオブジェクトが入り込んでいたり、バージョンダウンしたときにベクターデータが画像化することがある(新しいバージョンの機能を使っていたときなど)ので、必ず見るようにしています。(今回うっかりオブジェクトが残ったのでついでに書きました^^;)
タグ付けの流れと言語
最後まで迷っていましたが、結局タグの言語はPIXTA・Adobe・iStockは日本語、Shutter・123RFは英語にしました。(Shutterは英語のみ、123RFは日本語でもタグ付けができるのですが、自動翻訳なのでShutterのタグを流用しています。)
Bridgeで説明とタイトルを入れる
タイトルやタグ、説明はBridgeのメタデータ・IPCT Coreのタブに入力する欄があります。
タグはPIXTAのサイトで作成するので、先に説明とタイトルを入力します。Shutterのタイトル条件に合わせて英語で5語以上、私は説明とタイトルを同じにしています。
タイトルと説明を入れたら、PIXTAとShutter(ちょっと時間がかかる)にファイルをアップロードします。
Bridgeについてはこちらのサイトを参考にしています。
ファイルをZIPに圧縮する
PIXTAにアップロードするときは、JPGまたはPNGとEPSファイルをまとめてZIPへ圧縮しています。
以前は一つ一つ右クリックで圧縮していたのですが、一括で圧縮できるめちゃくちゃ便利なアプリを開発してくださった方がいて、今はそれを使用して圧縮しています。ファイルが10個以上になると、圧縮がかなりのストレスになるので、とても重宝しています^^
Shutter用のスクリプト
いつ頃か忘れましたが少し前、Shutterのアップロードするファイル条件が変わって、かなり大きいファイル?(すみません、あまりよくわかってない^^;)にしなければいけなくなりました。
私はアートボードの両辺の合計が2800px前後、300dpiで書き出ししていて、他のストックフォトサイト用と同じファイルだと、Shutterにはアップロードできなくなったため、Shutterだけスクリプトを使ってファイルを大きくしてから投稿しています。ファイルをドロップするだけなので、簡単にサイズをShutter用にすることができます^^
PIXTAでタグ作成・Bridge埋め込み
ファイルをPIXTAへアップロードします。私の方法だと英語のタイトルになってしまいますが、IPTC情報を反映にチェックをいれるとBridgeで入れたデータが反映されます。
PIXTAのタグ候補などを活用して日本語でタグを作成します。
タグの入力が終わったら、そのタグをBridgeのキーワード部分に埋め込みます。この日本語タグが埋め込まれたファイルを、AdobeとiStockにもアップロードします。Adobeはタグ入りのファイルを再度ZIPに圧縮してからアップロードします。
タグの翻訳
日本語タグをBridgeに埋め込むのと同じタイミングで、タグを英訳してShutterのサイトにもコピペをしておきます。私は翻訳にトランスノートさんを使用させてもらっていますが、後で英訳しきれなかったものなどを訂正するので、google翻訳でも何でもよいと思います。
Shutterの英語タグは後で追加・修正するので、コピペしてもすぐ寄稿はせずに保存だけしておきます。
iStockのDeepMeta
iStockへのアップロードは専用アプリのDeepMetaを使用しています。選択したファイルを一括して編集できるのでとても便利だなと思いました。
iStockは特定のタグしか使用することができない(例えば「イラスト」というタグは使えず「イラストレーション」で統一される)ので、PIXTAで作成したタグはiStock独自のタグに変換しなければいけないものが多いです。
ファイルを一括して選択すると、タグも一度に修正することができます。画像だと、「いちょう」と入力されている部分を一気に「イチョウ」に置換することができます。
プロパティリリース
DeepMetaではプロパティリリースも同時に提出することができます。私の素材だとiStockだけですが、水彩風のテクスチャを使っているときは必ず求められるので、予めこちらで添付しています。
いつもこのような感じで提出しています。作り方はこちらのサイトを参考にしています。
Shutterのタグ修正
私は英語タグを作るときに自動翻訳を使っているので、どうしても翻訳しきれない部分があったり、同義語が漏れてしまったりするので、重要なキーワードは直接打ち込んだり、Shutterのキーワード作成機能を使ってタグを追加したりします。
Shutterでタグを作成したら、それをまたBridgeで上書き(日本語タグはZIPで保存しているので)して、123RFにアップロードして終了です。
以上が私が行っているタグ付けの流れです。他にも良い方法があるかと思いますので参考程度に捉えていただけると嬉しいです。他にもいい方法があれば教えてください^^
参考サイト
各サイトの登録・タグつけをするにあたって、色々な方にホームページやTwitterを通して方法を教えて頂きました。いつも感謝しています!
Bridgeの使い方↓
各ストックフォトサイトの基本的な登録方法↓
各サイトの公式アップロード方法↓
PIXTA・AdobeStock・ShutterStock・iStock・123RF(中の人のYoutubeチャンネル)
ZIP圧縮アプリ↓
Shutter用スクリプト↓
自動翻訳↓
本当にお世話になっています^^
以上になります。お読み頂きありがとうございました。