こんにちは。今回はPinterestについて書きたい思います。
私は普段ストックイラストやブログを書いています。本記事は私がPinterestをどうやって使っているか、ピンの保存方法、ビジネスアカウントの事も少し書いています。そこまで詳しい内容ではありませんが、Pinterestを始めたいけど、どんな機能があるのか簡単に知りたい、ストックイラストをされている方向けに書いています。ビジネスアカウントでサイトへの集客を増やす方法など、更なる情報は他ブログや書籍などで手に入れて頂けたらと思います。
Pinterestが便利だなと思う理由
Pinterestで閲覧できるのは、ウェブサイトやSNSでピンの作成(ブックマークみたいなもの)をされた画像の集まりです。サイトなどに掲載されている画像に対してピンを作成し、Pinterestに保存することもできるし、反対にPinterestのピンから掲載元のサイトにアクセスすることもできます。
目的の画像を早くたくさん見つけられる
私は普段イラストを描いているので、Pinterestはイラストを書くときに参考にしたり、練習をしたりする為の画像を探すときに使用しています。
Pinterestは一つ好きな画像を見つけると、それと似たような画像が何枚も関連画像として出てくるので、好みの画像を早くたくさん見たいときに重宝しています。ホーム画面にも、保存した画像を元にしてPinterestが提案してくる画像が表示されるので、眺めているだけで楽しいです。
例えば綺麗な花の画像が見たい時、まずサイト内で「花」と検索をかけてみます。そこで出てきた画像からイメージに近い花のものを選択すると、さらにその画像に似たものがたくさん出てくるので、自分が見たいと思っている花の画像にどんどん近づくことができます。検索結果も他の検索エンジンとは異なり、画像に特化している印象があります。
また、絵の練習をするときでも、例えば「手 描き方」とPinterest内で検索をかけてみると、ウェブサイトだけでなく、TwitterやPixivなどSNSに投稿された画像も出てきます。直接SNSで絵の描き方を発信されている方を探さなくとも、手の描き方の画像だけを見つけることができるのでとても便利です。
*注意*Pinterest上にある画像はウェブサイトやSNSなど、すべて掲載元があり、無断でトレースしてインターネット上にアップしたり、転載・使用したりするとトラブルの元になります。あくまで個人の範囲で楽しむ、参考にする程度の利用になります(掲載元が許可している場合を除く)
画像の拡散機能
一度Pinterest上にピンの保存をされた画像は、他のユーザーも閲覧することができます。保存されたピンを見た他のユーザーが更に保存(リピン)することで、Pinterest内で画像が拡散されていきます(ゆるやかなTwitterのリツイートのイメージです)
Pinterest内にある画像から掲載元のウェブサイト等にアクセスすることができるので、自分のウェブサイトの画像にピンを作成して上手く拡散してもらえると、サイトへのアクセス数を増やす手助けにもなります。私はストックイラストもしているので、自分のイラスト素材へのアクセスを少しでも増やせるように、自分の素材にもピンを作成してPinterestに保存しています。
ピンの保存とボード
私が持っているPinterest個人向けアカウントのページです。(モザイクの部分は私が作成した画像ではないので一応ぼかしてあります。)
Pinterestのページはピンとボードで構成されています。私のイメージですが、ピンがウェブ上にある画像に対して行うブックマークだとしたら、ボードはピンをカテゴリ分けするフォルダという感じです(画像中だと「ストックフォト」や「参考デザイン」がボードです)
ボードの中に入ると、このようにピンの保存をされた画像一覧が出てきます。
更にピンを選択すると掲載元などの詳細が出てきます。
ホームや似ているピンの中に気に入ったものがあれば、画像の端やピンの詳細に出てくる「保存」ボタンからボードを選択して、ピンの保存をすることができます。
Pinterestを始めたばかりの方は、登録時に選択した興味関心を元に提案される画像や、サイト内検索で見つけて気に入った画像を、適当にジャンル分けしたボードにピンを保存していくと、ホーム画面が充実していくと思います。もちろんピンやボードは後から編集できます。
外部サイトの画像にピンを作成する方法
画像のボタンからピンの作成
上記はPinterest内でのピンの保存(リピン)方法でしたが、以下は外部のウェブサイトなどの画像に対してピンを作成する方法です。
Pinterestの外で見つけた画像にピンを保存するのは、画像が掲載されているサイトと使用しているデバイスによって方法が変わります。
当サイトもそうですが、サイトによっては画像にPinterestボタンが表示されるようになっているので、それを選択するだけで保存することができます。ストックイラストサイトだとイラストACさんも同様です。
アプリや拡張機能を使ったピンの作成
もしPinterestボタンが表示されないサイトでも、iPhoneの場合はPinterestのアプリを入れていると、Safariの最下部にある共有ボタン(四角に矢印が入っているマーク)からPinterestへ保存することができます。
Macではアプリを使うことができないので、MacのSafariを使っていてPinterestボタンが表示されないサイトでは、拡張機能を入れないと保存することはできません。
今回は試しにApp StoreでPenelope for Pinterestという拡張機能をダウンロードしてみましたが、MacのSafariでも無事保存することができました。
*この拡張機能はPinterest公式とは関係なく作られたもので、有料ダウンロードになりますので、導入は自己責任でお願いします。
拡張機能を入れてみたものの、私の場合は隙間時間にスマホでPinterestを見ることが多いので、ピン留め機能はiPhoneだけでも充分かなと思いました^^;
また、デバイスとブラウザを持っていないので、iPhoneとMacのSafari以外の保存方法は分かりません・・・すみません。
URLからピンの作成
Pinterestの画面に表示される+マークからもピンを作成することができます。
+マークからピンの作成画面に入ると、URLを入力する欄があります。そこに保存したい画像が掲載されているURLを入力すると、そのページにある画像一覧が出てくるので、ピン留めしたい画像を選択して保存することができます。
Pinterestビジネスアカウント
私は長い間、個人向けアカウントで好きな画像を眺めていただけでしたが、当サイトにPinterestからのアクセスが増えてきたのと、アナリティクス(画像の表示回数やサイトへのアクセス数などの統計)を見ることができるビジネスアカウントが無料で登録できると聞いたので、1ヶ月ほど前にビジネスアカウントも作ってみました。
参考までに当アカウントです。
まず個人向けアカウントと違うなと思ったのは、自分が作成したウェブサイトなどのコンテンツ画像のピンと、他の方が作成した画像に対して保存したピンを分けられることです。
「作成コンテンツ」には自分のウェブサイトなど(私の場合は、当サイトとInstagram)でピンを保存した画像が並ぶのに対し、「保存コンテンツ」には保存した全てのピンとボードが並びます(Pinterestで自サイトを認証させる方法は最後に記載)
追記:作成コンテンツは認証サイトの画像だけでなく、画像をアップロードする方法でも作成できます。
画像をアップロードしてピンを作成する
URLからピンを作成したときと同様に、+ボタンなどからピンの作成画面に入ります。左側に画像をアップロードして、ピンからアクセスさせたいサイトのアドレスを入力することができます。この時の画像はウェブ上にあるものを保存するのではなく、自分で用意した画像を使用します。
この方法だと、認証できるサイトを持っていなくても作成コンテンツに画像を並べることができます。
作成コンテンツ
(ここだけスマホアプリの画面です)
作成コンテンツは自分が持っているウェブサイトなどの画像が並びます。もし、noteやブログサービス、ストックイラストサイトなどにリンクを貼りたい場合は、前述の通り、自分で用意した画像をアップロード、リンクの設定をしてピンを作成すると、作成コンテンツに追加することができます。
また、Pinterestの画面デザイン上、ブログ等によく使われる横長の画像はすごく小さく表示されます。もし目立たせたければ、縦長の画像を用意してアップロードしたほうが良いかもしれません(わざわざ用意するのは少し手間ですが^^;)
保存コンテンツ
保存コンテンツは、個人向けアカウントのページのようにボードと作成・保存したピンが並びます。作成コンテンツの画像も含まれますが、基本的には好みの画像を保存しておく感じです。
私の場合はですが、作成コンテンツには当サイトへのリンク用画像とInstagramのイラスト、保存コンテンツはPinterest上で見つけた好きな画像と、自分がストックイラストに投稿した素材画像にピンを保存しています。
ビジネスアカウントの統計情報
もう一つビジネスアカウントが個人向けアカウントと大きく違うのは、Pinterestのサイト外でピンを作成した画像の、Pinterest上での表示回数や保存(リピン)された数、掲載元へのアクセス数が表示されることです(画像のピン一覧に表示されている数は過去30日分)
個人向けアカウントでも、サイト外でピンを作成した画像に関しては、他のユーザーがピンを保存してくれたときに通知が来ます。そこからどの画像がPinterest内で拡散されやすいかは何となく分かりますが、ピンが保存された具体的な数や掲載元へのアクセス数まではわかりませんでした。
もしピンを作成する目的が、ある画像を拡散させて特定のサイトへのアクセスを増やすものであれば、掲載元へのアクセス数がわかるのはとても便利です。
自分で運営しているサイトの場合は、GoogleアナリティクスでPinterestからのアクセス流入数が分かるのですが、ストックイラストサイトのような自分で管理をしていないサイトへのアクセスを促したい場合には、掲載元へのアクセス数がわかるビジネスアカウントが使いやすいかなと思います。
ビジネスアカウントのアナリティクス
画面上方にあるアナリティクスー概要には、さらに詳しい統計情報があります。こちらでは期間など細かい条件を設定することができます。
Pinterestでウェブサイトの認証(WP/Cocoon)
Pinterestのビジネスアカウントでは、自分が保有しているウェブサイトやInstagramなどを認証させて、「作成コンテンツ」としてピンを公開することができます。
画面右上にあるアイコンの横からメニュー・設定に進むと、ドメイン・アカウントの認証があるので、ここからウェブサイトなどを登録することができます。
認証のボタンを押すとこのようなウインドウが出てくるので、認証できるウェブサイトは自分でHTML等を編集できるサイトのみになります。
私は一番左の「HTMLタグを追加する」方法を選んだので、下のボックスに入っているコードをコピーしました(当サイトはワードプレス・テーマCocoonを使用しています)
コピーしたコードは、Cocoon設定ーアクセス解析・認証の中にあるヘッド用コードの最後に追加すると、Pinterest側でウェブサイトの確認が始まるので、しばらく経ってから認証がされます(私の時は数分で終わりました)
設定にはこちらのサイトを参考にさせて頂きました。
以上になります。綺麗な写真やイラストを眺めているだけだったPinterestに、色んな使い方があることが分かってとても楽しいです。
お読み頂きありがとうございました^^