前回の続きです。
今回はイラレの細かい機能についてです。
パスでウサギの顔を描く
前回で壁、ウサギ本体のパスができたので、顔を描いていきます。

鼻は線なし・塗り黒にします。
パスを選択してshift +Xで線と塗りが入れ替わります。
さらに選択(V)からダイレクト選択(A)で選択すると、丸の印が出てくるので、これを動かして鼻の角を丸くします。
便利ですね〜
そして、鼻の下から口を描きます。
ここで、しまった・・・!
口も前回のライブペイントに入れておけば良かった・・・と思いました。

わざわざライブペイントを解除しなくても、レイヤーパネルから追加できます。
ただ、追加したいパスのレイヤーをライブペイントのレイヤーに入れるだけ。

ライブペイント便利〜
震えの波線をラフで作る
次は、手と足を普通のオブジェクトで描いて(説明略)、震えの波線を作ります。
とりあえず直線を引いて、ラフの画面を開きます。

プレビューにチェックを入れて、適当に調整します。

OKを押した後、もう一度ラフの編集をしたいときは、アピアランスパネルから同じラフの画面が開けます。
あとはコピペをします。

アピアランスの分割をすると、↑ラフは解除されてパスの形になります。
今回はpng形式で保存するので、アピアランスの分割をするのはどちらでもいいですね。
ライブペイントで色塗り
前回設定したライブペイントとその他オブジェクトに色をつけます。
下書きが見えなくなるので、最後に色をつけるのが個人的にはオススメです。
ライブペイントは好きな色を選択して、Kを押して色を塗ることができます。
ブラシで文字の入力
絵が完成したら文字を書いていきます。
文字をキーボードで打ち込んでもいいのですが、ベトナム語のアルファベットの形が崩れやすいので、ペンタブで書きます。
使うツールは塗りブラシです(shift +B)
ベトナム語の方は白枠(色が白で、外側の線)を付けています。

LINEスタンプを作るときは、アートボード がとても便利だなと感じます。
コピペも簡単にできるし、PNGへの書き出しが楽です。
上のスクショはアートボード の名前がそのままですが、01、02・・・にしておけば、スタンプをアップロードするときに役立ちます(名前についてはガイドラインをみてください)
リジェクト防止のデータチェック
すべてのスタンプが描き終わったら、変なところがないかチェックします。
透過PNGでデータを作るので、白色のものに注意です。
私の場合、一番下のレイヤーに、スタンプにあまり使っていない濃い色のオブジェクトを一面に入れます。

- 変なところに白いオブジェクトがないか
- 白にしないといけないのに、透明のままの箇所はないか(このスタンプだと、ウサギの口の中とか吹き出しとか)
- 誤字脱字がないか
- パスを全選択して、変な場所にオブジェクトがないか
- スタンプが変なところで切れていないか
・・・などなどを確認します。
濃い色のオブジェクトをいれなくても、表示設定でも同じように確認できると思います。
単にこっちの方が私が楽なので。
アートボード からPNGへの書き出し
(ファイル−書き出し−スクリーン用に書き出し)で、アートボード の名前でファイルを作ることができます。
先ほども書いた通り、アートボード の名前を01、02・・・にしておけば、そのままZIPファイルにしてアップロードすることができます。
あとは、LINEスタンプのガイドラインに従ってアップロードします。
LINEスタンプの審査期間
審査は3日くらいの時もあれば、1週間近くのときもあります。
今回は、5日間かかりました。
申請したときのステータスは審査待ち。
3日目の昼ごろステータスが審査中に変わったけど、承認されるまでステータスは審査中だったり、審査処理中だったり。
審査中と審査処理中の違いがわからないけど、これになると、もう少しで終わるかなという感じです。
これで以上です。 お読み頂きありがとうございました。
初めてメイキングを作ったので、未熟な点もあったかと思いますが、ご了承ください。
何か間違い等ありましたら、ご連絡頂けると幸いです。
今回のスタンプはこちらです。 ベトナム語に興味があれば是非^^
