こんにちは
今更感がありますが、LINEスタンプを作ったので、作成過程を記録しておこうと思います。
イラレ初心者の方向けだと思います^^
完成形↓↓↓↓↓↓

青字はベトナム語です。
LINEスタンプが乱立しているので、普通のではなかなか売れません。
絵の腕一本で売れてる方もいらっしゃるのでしょうが、私にはまだ無理なので、語学系でつくることにしました。
LINEスタンプはアイディアも大事ですね。
〜さん専用スタンプとか、吹き出しごとスタンプにしてるものを初めて見た時、あー!なるほど!賢いな〜って思いました。
私はたまたまベトナム語が少しわかるので、これを使ってスタンプを作ることにしました。
少しでも特徴のあるスタンプの方が、売れる確率は上がるのではと思います。
実際、普通のスタンプも作りましたが、ベトナム語のスタンプの方が売れ行きは良いです。
スタンプのキャラクターと内容を考える
私の場合、紙にすべてのスタンプを書き出してから、作成を始めます。
構成↓↓↓↓↓
今回は、上の構成を見ながらiPadで作成したのですが、iPadで初めて作ったため、サイズに失敗してしまって・・・イラレで作り直します・・・・
下絵をイラストレーターでトレース
iPadのProcreateで作成したものを、イラレでトレースし直します。
今回は、ライブペイントをメインに、壁・胴体・頭を描きます。
始めに、iPadで描いた絵を配置。
レイヤーオプションを出して、表示濃度を下げます。(お好みの濃度で。私は30%にしています。)
下絵レイヤーもロックします。
- 下絵の配置は(ファイル−配置)から
- レイヤー名の右をダブルクリックして、レイヤーオプションをだします。
- レイヤーをロックするのは、パネルの目の右にある空欄をクリックすると、鍵マークが付きます。

パスは後から引いたものが上に作られるので、背後のものから描いていきます。
こうすると、後から順番を直す手間がなくなります。
まずは壁から。 線と色は後で調整するので、ひとまずパスを引きます。

- ①②の影の部分は塗り・線なし
- ③の壁の境界は塗りなし・線あり
- 線の設定は2px
- 線端を丸型・角の形状はラウンド 線の設定
次にライブペイントを作成します。
イラレのライブペイント設定

該当の線を選択してライブペイント作成。 (オブジェクト–ライブペイント)
もしくは、線を選択した状態で、K(ショートカット)を押すと画像↑の状態になるので、クリックしてライブペイントを設定してもいけます。
ライブペイントは便利なので大好きです^^
壁の色は後でつけるので、しばらく放置します(下絵が見えなくなるから)
壁と同じ要領で青緑の胴体も描きます(服の白のラインがライブペイント)
少しめんどくさいのがウサギの頭です。
私の場合、耳と顔を同じパスで描くと、上手く描けないので、分けてパスをひきます。
赤丸部分に注意↓

後でライブペイントするので、赤丸位置にあるアンカーポイントとパスを必ず重ねます。
線が重なっているように見えても、アンカーポイントとパスが重なってないときがあるので、選択した状態でしっかりチェックします。
次は頭の要らない線を消します。 顔の楕円を選択、耳との境を4箇所カットします(ショートカットC)
このときも、耳のアンカーポイントとパスが交差している場所のパスをカットします。

↑見た目は変わらないけど、パスが分かれている状態。
要らない部分を選択して消します。

自然な線に見えるように少し調整しますが、パスの重なりがなくならないように気をつけます。
別々のパスで、色を塗りたい部分をパスの隙間なく囲う感じです。
うまくいけば、こんな感じ↓でライブペイントできます。

この絵は、ウサギの耳がまがっていたので、ライブペイントで色をつけましたが、他のは耳と顔をパスファインダーの合体で作っています。
ライブペイント以外にも方法はありますが、今回はあくまで私のやりかたで説明しています。
次回は顔やその他のパーツを描きます